コンピュータ総合学園HALへの進学を検討している人達へ、名古屋校の現役4年生が15の疑問に答えます。
可能な限り実情に近いことを記述するよう努めていますが、筆者は一人の学生に過ぎません。この点を差し引いてお読みください。
基本 | |
コース選択 | |
入学後 | |
進路 |
いいえ。
可能な限り公平な立場から考えると、100%は数字のマジックといえます。とはいえ、努力を惜しまない学生は、高い就職成功率の恩恵を享受することができます。
完全就職保証制度という言葉は、この際、紛らわしいので忘れたほうがよいでしょう。
蛇足ですが、時々見かけるHALのTV-CMも、紛らわしい表現が多いといえます。学生の間でも評判は思わしくありません。
はい。比較的厳しいと考えられます。
入学後1年目は出席や課題提出に関して最も厳しく指導されます。その後は、緩やかなカーブを描いて先生方の指導力は落ちてゆき、就職を目前に控える頃になると再び厳しくなるようです。
課題の量はかなり多いという印象があります。実際に教育現場で実行されるのかどうかは別として、「毎日最低2時間は課題制作に費やさないとならないようにする」というのが本来の教育方針とのことです。
「最高の教育サービスを提供するために、あえて学費を同種の専門学校のなかで最も高額に設定している」(要約)という学校責任者の言葉があります。この方針は、学校設立初期から一貫しています。
学生や親にとって、高額な学費(しかも毎年変動する)は大きな負担になるでしょう。学生は最大の努力で成果を上げていく必要があるといえますし、努力を放棄してしまった学生は本格的に悲惨な体験をすることになるでしょう。
詳しくは、個別入学相談で説明を受けてください。
はい。良い先生も悪い先生も平均的な先生もいます。最近は、明らかに悪い先生は内部告発により淘汰される傾向にあるようです。
どの教育機関にもいえることですので説明不要かと思います。
大半が誤情報もしくは夢を諦めた学生が投稿したものと考えられます。彼らの末期的症状に付き合う必要は特にありません。つまり、コンピュータ総合学園HALに関しては、2ちゃんねるの存在意義はほとんどありません。
4年制のほうがよろしいでしょう。
厳しいようですが、年齢や学費のことが心配になるうちは、夢が実現する可能性はどんどん下がっていくでしょう。
2年制でも不可能ではありませんが、周囲が仰天するほど神業的な実力と才能を発揮しない限り、目標とする位置には到達しないでしょう。
入学後のコースの変更は、可能なものと不可能なものがあります。保護者の方や学校の入学担当の方と相談を重ね、入学前に慎重に決めたほうがよろしいでしょう。
自分が夢に向かって進もうとするとき、最も近いと思われるコースを選ぶ(直球勝負)か、それともわざと外してみる(変化球勝負)かによって、結果も変わってきます。
詳しいアドバイスが必要な方は、お問い合わせください。
いいえ。入学したら取得できるというような国家資格はありません。
受験のチャンスは何度もあります。学校から案内があり、受験は団体申し込みになります。資格を取得していなければ、受験は課題扱い(必須)です。
国家資格は持っていても損はないので、優先的に時間を使って難度の高いものを取得しましょう。
入学後、情報技術者への第一歩として「基本情報技術者」という資格が取り上げられることがありますが、この資格の難度は低いです。入学後1年以内(2回のチャンス)に取得したほうが精神的にも安定してよろしいでしょう。
例えば、進路がソフトウェア業界でしたら「ソフトウェア開発技術者」が定番、ネットワーク技術寄りでしたら「テクニカルエンジニア(ネットワーク)」がおすすめです。その分野の入門としては結構面白い試験です。
はい。必要です。
どの教育機関にもいえることですので説明不要かと思います。
自主勉強しませんと、ほぼ100%、あなたの夢は潰えます。
はい。本人の時間管理能力がそれを可能にします。
しかし、夜間から早朝にかけてのアルバイトは、できるだけ避けたほうがよろしいでしょう。
アルバイトを全く経験しなくても、それほど心配する必要はありませんが、自由時間に遊んでしまうようでしたらアルバイトしたほうがよろしいでしょう。
次項のアシスタントスタッフ活動との両立は、ほぼ不可能です。
どちらともいえません。
アシスタントスタッフ制度が合う人とそうでない人がいます。入学後、急進的でない先輩や先生と相談するのが望ましいでしょう。どちらを選択しても、良いと思います。
一度入ってから途中で退くのは大変な失礼にあたります。友人間のトラブルに発展することもありますので、入る前に十分検討しましょう。
アシスタントスタッフには「イベント部門」と「マシン部門」の2つがあります。イベント部門は所属した経験がないので回答できませんが、マシン部門は2003年度現在、アルバイトをしていない人に限り、入部をおすすめします。
蛇足ですが、アシスタントスタッフ活動歴は、就職活動においては面接での小さな話題程度の効果しか発揮しないことが多いので、「アシスタントスタッフに入れば就職に有利になる」というのは正しい情報とはいえません。お間違えのないようご注意ください。
はい。不可能ではありません。
クリエイターにも様々な業界があります。すべての業界は網羅していませんので注意しましょう。入学前に、とことん調べて調べ尽くしてください。
入学後は、限りなく上位を目指すとよいでしょう。本当の意味でクリエイターの才能を見出すのは、100人中1人か2人くらいともいえます。まずはそのレベルを目指して、その次に対外的なアピールを開始しましょう。
大変困難な道のりになります。
入学後、信じられないほどの実力と才能を発揮しない限り、目標とする位置には到達しないでしょう。
進路に迷っているようでしたら、ゲーム制作学科に進むことは全くおすすめできません。挫折してゲームの世界に逃避してしまう可能性が極めて高いからです。そうなるともはや進路転換する以外に道はありません。
卒業生・現役生に数少ない成功例はあります。入学前にその先輩方とコンタクトをとるのが望ましいでしょう。意気込みだけで決めるのは愚策です。
ゲーム会社への就職の他に、同人サークルで創作活動をするという道もありますが、こちらも狭き門となります。どの世界でも実力とセンスが要求されます。
はい。本人の努力は実を結ぶでしょう。
総合情報学部(マスターコース)への進学は、ソフトウェア業界へのコースです。着実に成果を上げれば、ほぼ確実に希望は適うでしょう。
卒業生の進路で、毎年かなり多くの割合を占めるのが、このソフトウェア業界行きコースです。
いいえ。おそらく何も見つからないでしょう。
コンピュータ総合学園HALは「夢をカタチにするチャンスを与えてくれる」学校です。文意どおりに解釈してください。
入学相談を重ねたり、卒業生・現役生に相談したりして、小さな夢でも目標でもいいので最低一つは見つけてから入学を検討しましょう。
外からは見えにくいところもあるようなので公開します。
名古屋校について書かれています。大阪校のことは何も知りません。筆者は大阪に行ったこともありません。すみません。両校の学生が気軽に交流できる機会があると良いのですが、2003年現在そういったものは耳にしておりません。
HALに関するサイトがほとんど無いのも寂しい限りです。
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